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日々雑記

日々雑記

この1週間。

読了までの目安時間:約 2分

 

この1週間、インド伝承医学アーユルヴェーダ・ラジオ体操・太極拳・ピラティスと隙間の時間を使い体験。

 

いずれにしろ、「無理せず」「適度に」「継続」を意識し生涯に渡って関わってゆきたいです。

 

それにしても事務所より10分以内の距離で全て経験出来たことに我ながら驚く。

 

我が地域は東京とはいえ下町なはずなのに。

 

良く目を凝らせば私の知らない世界がまだまだあるのでしょう。

 

それに気づいたことは幸運。

 

画像は今朝初参加した太極拳のものです。思いのほか大所帯で驚き。

 

木々が豊かな場所で木陰の中、終始ゆっくりした呼吸と動作で行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の散歩道

読了までの目安時間:約 5分

 

私はかれこれ20年は散歩をしている。修業時代の接骨院勤務時代に立ち仕事で精神も身体も使う肉体労働でもあったので、疲労感はすこぶるあるのに不眠・動悸等が続いた。

 

医療機関で診察していただいたものの、異常なし。これは自分で治していくしかない。と思いついたのが散歩だった。

 

仕事が終わった後、23時頃から40分の歩行を約一週間続けた後、何と私の場合は熟睡できるようなった。副産物として、爽快感があり、悩みや鬱々とした気分の時でも解消された。

 

以来ほぼ毎日続けている。散歩コースは20年来歩変えず同じコース。自宅からスタートし池上本門寺の96段の石段昇降お折り返し地点にしている。

 

「飽きない無いのか?」と質問されたなら「全く飽きない」と言い切れる。道行く人々のファッションや会話、「絵になるね~」と言いたくなる夫婦・若い恋人達・家族ずれ。

 

若いお母さんがバッター兼審判兼実況中継をこなし投手の息子さんはいたくほくそ笑みご満悦。

 

一年を通し移り変わり行く動植物の風景。目を凝らしているとキリが無いほど楽しみがある。

 

これが私の精神および身体のバランスをとっているひとつの方法だと感じている。

 

 

 

今回はそのように歩きながら、いつも感じていることのひとつをご説明したいです。

連続テレビ小説。「花子とアン」のモチーフとなった
「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」村岡恵理著。

 

 

去年の春頃、この本を図書館でパラパラ読んでいるうちに面白くなって購入してしまった。

実は生前、村岡花子さんが住まわれた場所は私の住まいから歩いて10数分のところにあったのだ。
それまでお名前は知っていたものの大変申し訳ないのですが興味がわかなかったのです。

本日はこの本を元に散歩に行きましょう。

”ひと月余り前の東京大空襲では、B29の焼夷弾による無差別攻撃で、下町一帯が焼き尽くされた。
~中略~確かにあの日、花子の住む大森、新井宿の家からも北東の空が真っ赤に燃えているのが見えた。”P.12より抜粋。

”この夜は11時に、東京大空襲に匹敵する170機ものB29が上空に現れ、4時間にわたって芝、新宿、中野、王子、大森、蒲田、川崎方面もじゅうたん爆撃したのである。~中略~「いいかい、池上本門寺の方へ逃げるんだ。本門寺が避難民でいっぱいだったら、裏手の畑のほうに大きな防空壕があるはずだからそこに行くといい」”P.17より抜粋。

 

 

 

 

 

”案の定、本門寺に続く道は表参道も裏道も避難民で溢れ返っていて、境内までたどり着くどころか、

みどりは梅子にはぐれないようにするので精一杯だった。~中略~「だめだわ、引き返して裏の畑のほうに行きましょう」”P.18~19より抜粋。

”三方向にに火の手が上がり、残る大森駅の方角に逃げるしかない、と思い定めた花子は書斎の蔵書に別れを告げていた。家にも尽きせぬ愛着があるが、ペンで生きる者にとって蔵書は人生そのもの。”
P.21より抜粋。

 

 

 

 

 

 

私が20年、毎日散歩してきた道を過去に村岡花子さんとご家族が必死に避難していたことを思い出す
と、何とも言いようのない感慨が浮かぶようになってきているのです。

 

 

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